DIGIMON LIBERATOR

  • X

COLUMN

TIPS 04
D-STORAGEについて① ゲーム内の役割

「デジモンリベレイター」ではVRを活かした様々なアクティビティが楽しめるが、メインコンテンツとして主流になっているのは、やはりデジモンカードゲームを使ったバトルだろう。
今回は、〝TCG〟であるデジモンカードゲームと、〝VRゲーム〟であるデジモンリベレイターをつなぐ重要なキーアイテム「D-STORAGE」(ディーストレージ)について改めて紹介していこう。

1.D-STORAGEとは?

D-STORAGEは、デジモンリベレイターをプレイするのに必要となる、多機能デッキケースだ。
デジモンリベレイター公式サイトからアカウント登録を行い、D-STORAGEを紐付けることでT.A.L.Eからゲームへのアクセスが可能になる。

IMAGE

逆に言えば、D-STORAGEを所持していない場合、デジモンリベレイターをプレイすることはできない。
つまりこのアイテムはデジモンリベレイターへの参加許可証、ひいては仮想空間ラクーナでの冒険を始めるためのパスポートでもあるのだ。

2.現実でのD-STORAGE

当然ではあるが、現実とゲーム内でそれぞれ使用用途は異なるため、まずは現実でのD-STORAGEについて解説していこう。
現実におけるD-STORAGEは「ストレージ」の名前の通り、カードケース・デッキケースとして制作されたアイテムだ。
全55枚(デジタマ含む)のデッキを収納することが可能となっている。

収納したカードは、ケース内部に配置されたセンサーによって自動的に読み込まれ、デジモンリベレイターにアクセスした際に、ゲーム内アイテムとしてライブラリに保存される。
ただし、読み取りが可能なのはカード1種類につき4枚まで(※一部を除く)、24時間に1回の制限がある。そのため、最初は自分のメインデッキを、その後は余ったカードや汎用的に使えるカードを読み取って、ゲーム内で使用できるカードを増やしていくのがおすすめだ。

購入は全国のオモチャ屋、カードショップ、アミューズメント施設の他、デジモンリベレイター公式ストアでも購入が可能になっている。
高価な商品ゆえに取り扱いが不安な人もいるかもしれないが、紛失・盗難防止用の機能として、スマートタグ機能や本人認証によるロック機能なども搭載されている。
プレイヤーの命とも言えるデッキをしっかりと護ってくれるのも嬉しいポイントだ。

ゲームの人気を受け品薄になることも多いが、都度再生産・再入荷が行われているため安心してほしい。

カラーバリエーション・デザインバリエーションも複数用意されており、今後はデジモンリベレイターの人気プレイヤーとのコラボレーションモデルも発売が検討されているので要チェックだ。

デジモンリベレイターを始めたい人にとって必需品であるのはもちろんのこと、カードゲームアクセサリーとしても魅力的なものとなっている。

3.デジモンリベレイター内でのD-STORAGE

さて、ここまでは現実におけるD-STORAGEについて解説してきたが、今度はデジモンリベレイター内における役割について解説していこう。

まず最初に、D-STORAGEを利用しデジモンリベレイターにアクセスした時点で、プレイヤー情報と紐付いた「テイマーカード」が作成される。
登録した生年月日や血液型などを参照し、一定の法則でスキルが3つ抽選され、その中から1つだけ選択して初期スキルを決定できる。

この「テイマーカード」はゲーム内でのバトル回数や、アイテムの使用によって成長・変化していく、プレイヤーの分身とも言えるカードとなる。
デジモンリベレイター内のバトルでは、この「テイマーカード」をデッキの中に組み込んでバトルを行うこともできるため、まさにデジモンと共に戦う自分自身を体験できるだろう。

そして仮想空間ラクーナ内では、現実のスマートフォンの代わりにD-STORAGEを利用して、様々な機能を活用することが可能だ。
他プレイヤーとの通話、フレンドとのプライベートチャットや、運営からの連絡、ゲーム内イベントの情報告知などもD-STORAGEを通して行われる。

その他の機能としては、これまでのバトルの戦績の確認、パートナーとなるデジモンの登録及び呼び出し、そして様々なデータを確認できる「ライブラリ」が挙げられる。

この中でも最初に、かつ頻繁にプレイヤーが触れることになるであろう機能が「ライブラリ」だ。
バトルに使用するデッキ編集や、カードの確認などもこのライブラリから行うため、必然的にプレイヤーが頻繁に触れることになる機能である。
カードは当然読み込んだだけではお話にならない。しっかりとデッキを編集し、登録しておかなければバトルにも参加できないため、事前に準備をしておこう。

さらにデジモンリベレイター内では、カード以外にも、ゲーム内で入手できる様々なアイテムがライブラリの中に保存される。
カードを除き、ライブラリの保存容量は〝100種類〟までとなっているため、あまりアイテムを溜め込みすぎないように注意が必要だ。

今回はその各種アイテムについても紹介していこう。

■インスタントポータル

各エリア内に存在する拠点へ一瞬で移動できる消費アイテム。ログインボーナスなどで配布される他、ゲーム内ショップで購入することもできる。
1回の移動につき消費するのは1つだけ、と利便性は高いが、他エリアへの移動はできないため、緊急時やログアウト前に安全な場所へと戻る目的で利用することになるだろう。

■アクセサリー

ラクーナ内でプレイヤー本人や、パートナーデジモンを着飾ることができるアクセサリー。ゲーム内イベントの報酬や、ミッション達成報酬で入手可能だ。
可愛らしい・カッコいいデザインの物から、特定のデジモンをイメージしたアイテムなどバラエティに富んでいるため、バトルそっちのけでオシャレに時間をかけてしまうプレイヤーも少なくない。

■アビリティアイテム

使用することで、様々なアビリティが付与されたテイマーカードを手に入れることができる。こちらもゲーム内のイベントやバトル報酬などで入手が可能。
強力なアビリティを付与できる物ほどレアリティが高く、当然レアリティが高い物は入手難度が高くなるが、NPCとのイベントなどで低確率で出現することもあるようだ。
たくさんのアビリティアイテムを集め、テイマーカードを増やしてデッキ構築の幅を広げていこう。

■パラレルチップ

デジモンリベレイター内に読み込んだカードの絵柄を「パラレル版」や「希少レア版」に変更できるアイテム。
それなりに入手機会は多いアイテムだが、カードレアリティの高さや、変更したい絵柄の希少さによって消費量が増えていくため、頻繁に利用することはないかもしれない。
お気に入りのカードや、パートナーに選んだデジモンなど、プレイヤーごとのイチオシカードに利用するのがおすすめだ。

■LC(ラクーナコイン)

ラクーナ内で使用されるゲーム内通貨。ラクーナ内でのショッピングに利用でき、カードパックの購入やアクセサリーなどを購入できる。
バトルの報酬などで手に入る他、ゲーム内で入手したカードやアイテムを売却することでも入手可能となっている。
NPCとのイベントの中には、アルバイトによってLCを稼ぐというイベントも存在しているらしいので、もしもLC不足に悩んだらそのNPCを探してみるのもいいかもしれない。

いかがだっただろうか? ここで紹介したアイテムはあくまでもごく一部、デジモンリベレイターがプレイヤーを楽しませる要素は当然これだけではない。

様々なイベントやシナリオ、そして他のプレイヤーとの交流や見果てぬ冒険が、キミを待ち受けていることだろう。

しかし千里の道も一歩から。
まずは基本にして最重要アイテムであるD-STORAGEの機能を把握し、使いこなすところからスタートしてみよう。

DIGIMON CARD GAME