カード効果で複数対象とっているカードについて − RULE

カード効果で複数対象とっているカードについて

日頃より「デジモンカードゲーム」をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
2020年より発売して以降、皆様のご協力もあり数多くの「デジモンカード」をお届けすることができました。
新商品の企画・イベントの実施を行って行くうえで、改めて全てのカードテキストを見直したところ、カードの効果で複数の対象をとれてしまうカードがございました。

したがって、現在のテキスト記載に関して以下のように分類致します。
またこれに伴い、記載内容と本来想定していた効果から外れてしまうカードについて、「エラッタ」を適応いたします。
この度はご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

「エラッタ」を適応するカード: BT4-060　ロトスモン
BT7-015　アヴェンジキッドモン
BT7-081　ボコモン
BT10-04　サクヤモン：巫女モード

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1_1.対象がカード名を直接指定している効果の場合、その前の対象に指定されている条件は、カード名で直接指定している対象には含まれません。

例：BT7-036　シューツモン

【進化時】このデジモンの進化元に、特徴に「ハイブリッド体」を持つカードか「織本泉」があるとき、次の相手のターン終了時まで、自分のセキュリティデジモン全てのDPを+3000する。

このカードの効果は、『特徴に「ハイブリッド体」を持つカード』、または『カード名が「織本泉」のカード』を参照します。
「織本泉」はカード名を直接指定しているので、前の対象である「特徴にハイブリッド体を持つ」の条件は含まれず、「織本泉」は特徴にハイブリッド体を持っている必要はありません。

●この条件に該当する主なカード

BT7-036 シューツモン
BT5-059 ケラモン
BT7-008 フレイモン
BT9-044 マグナモン
X抗体

1_2.効果の全ての対象がカード名を直接指定しており、条件が最初の1つのみの場合は、その条件は全ての対象に含まれます。

例：EX2-045　クルモン

手札のこのカードを登場させるとき、自分の「ギルモン」か「テリアモン」か「レナモン」か「インプモン」がいるなら、支払う登場コスト-2。

このカードの効果は、『自分の「ギルモン」』『自分の「テリアモン」』『自分の「レナモン」』「自分の「インプモン」』のいずれかのカードを参照します。
全てカード名を直接指定しており、条件が最初の「自分の」1つのみなので、「自分の」の条件は、「ギルモン」「テリアモン」「レナモン」「インプモン」すべてに含まれます。

●この条件に該当する主なカード

EX2-045 クルモン
BT3-031 インペリアルドラモン：ドラゴンモード
BT3-111 インペリアルドラモン：ドラゴンモード

1_3.効果の対象として条件が指定されたカード種類（デジモン、テイマーなど）の後に、新しい条件が指定されたカード種類の表記がある場合、前の対象の条件は、後ろの対象には含まれません。

例：BT4-023　ストラビモン

【登場時】自分のデッキの上から3枚オープンする。その中の特徴に「ハイブリッド体」を持つデジモンカードと青のテイマーカード1枚ずつを手札に加える。残ったカードは好きな順番でデッキの下に戻す。

このカードの効果は、『特徴に「ハイブリッド体」を持つデジモンカード』と『青のテイマーカード』を対象とします。
後ろの対象は「青の」と新しい条件が指定されているため、前の条件である「特徴に「ハイブリッド体」を持つ」は、後ろの対象には含まれません。

●この条件に該当する主なカード

BT4-023 ストラビモン
BT2-044 ティラノモン
BT4-016 アルダモン
BT8-058 アグモン

2.上記1_1～1_3のルールに当てはまらない効果は、最初の対象に指定された条件が、それ以降の対象にも含まれます。

例：BT10-008　シャウトモン

【登場時】自分のデッキの上から3枚オープンする。その中の特徴に「クロスハート」を持つデジモンカードとテイマーカード1枚ずつを手札に加える。残りは好きな順番でデッキの下に戻す。

このカードの効果は、『特徴に「クロスハート」を持つデジモンカード』と『特徴に「クロスハート」を持つテイマーカード』になります。
後ろの対象には新しい条件が指定されていないため、前の対象の条件である「特徴に「クロスハート」を持つ」が、後ろの対象にも含まれます。

●この条件に該当する主なカード

BT10-008 シャウトモン
BT9-065 メガドラモン
BT9-069 バイフーモン
BT10-034 ドルルモン

3.1つのカード種類に対する条件の中に、「○○か△△」のようにさらに条件が複数に分かれている場合、
「○○か△△」の前後で指定されている条件は、「○○」と「△△」のどちらにも含まれます。

例：ST6-04　ドラクモン

【登場時】自分のトラッシュから、紫の使用コスト1か7のオプションカード1枚を手札に戻せる。

このカードの効果は、『紫の使用コスト1のオプションカード』か『紫の使用コスト7のオプションカード』が対象になります。
「使用コスト1か7」で条件が複数に分かれていますが、「紫の」「オプションカード」は、その両方に含まれることになります。

●この条件に該当する主なカード

ST6-04 ドラクモン
BT3-073 クーレス
ガルルモン
BT4-017 ライズ
グレイモン
BT8-082 オファニモン：
フォールダウンモード

4.「自分の手札」「自分のトラッシュ」「デジモンの進化元」など場所を指定するワードは、これらの条件のうちには基本的に含まれず、その後の条件すべてにかかります。

例：BT9-077　マタドゥルモン

自分の手札から、特徴に「アンデッド型」か「魔獣型」を持つカード1枚を破棄することで、このターンの間、このデジモンをDP+3000。

「自分の手札から」は、その後に続く「特徴に「アンデッド型」か「魔獣型」を持つカード」全てにかかっています。

●この条件に該当する主なカード

ST6-10 スカルサタモン
BT9-077 マタドゥルモン
BT9-030 メタルピラニモン

ユーザーの皆様に「デジモンカードゲーム」を楽しんで頂くべく新商品の検討・ルールの整備に努めて参りますので、
今後ともご愛顧のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

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